企画立案・省庁間調整機関
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 11:14 UTC 版)
「宇宙航空研究開発機構」の記事における「企画立案・省庁間調整機関」の解説
2012年7月13日に、宇宙政策の立案と各省間の統合調整を行う宇宙審議官を長とした要員数約30人の宇宙戦略室が内閣府の下に発足した。各省やJAXAなどの官側の司令塔的存在となる宇宙戦略室は、宇宙開発に関する企画立案と各省の調整を行い、宇宙政策委員会に策定した宇宙開発計画を報告し、調査と審議を受けていた。宇宙戦略室長は内閣官房の宇宙戦略本部事務局の事務局長代理を兼ね、宇宙戦略室の一部の幹部は宇宙戦略本部事務局付の事務局員でもあった。2016年4月1日に、内閣官房のスリム化の一環として宇宙開発戦略本部事務局が廃止、内閣府の宇宙戦略室が宇宙開発戦略推進事務局に改組され、宇宙開発戦略本部の事務機能も受け継ぐことになった。準天頂衛星システムは内閣府が所管することから、宇宙開発戦略推進事務局内には準天頂衛星システム戦略室が設置されている。
※この「企画立案・省庁間調整機関」の解説は、「宇宙航空研究開発機構」の解説の一部です。
「企画立案・省庁間調整機関」を含む「宇宙航空研究開発機構」の記事については、「宇宙航空研究開発機構」の概要を参照ください。
- 企画立案省庁間調整機関のページへのリンク