企画の公表から冨田の急死まで
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「ドクター・コッペリウス」の記事における「企画の公表から冨田の急死まで」の解説
2015年11月17日にTKPガーデンシティ竹橋に於いて開催された、冨田の国際交流基金賞受賞記念講演会「TOMITAサウンド、世界を行く~シンセサイザーから初音ミクまで~」の中で、『イーハトーヴ交響曲』の次の新作として製作を進めていることが公表された。 2016年4月22日(冨田の誕生日)に公演の題名を「冨田勲 生誕85周年記念 新作世界初演 冨田勲x初音ミク交響曲『Dr.Coppelius』ドクター・コッペリウス」として公演の会場と日程も含めた告知がされて、チケットの予約発売も開始された。 しかし同年5月5日、冨田は自宅で昼にウナギを食べ、レコード会社日本コロムビアの関係者との打ち合わせ作業を終えた1時間後に突如倒れた。救急車で広尾病院に搬送されたが回復せず、打ち合わせから3時間後に逝去した。そのため、本作は未完成の状態のままで残された。
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