代替の説明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/11 17:14 UTC 版)
上記と等価的に、離散型確率変数をその累積分布関数がジャンプ不連続によってのみ増加するような確率変数と定義することもできる。すなわち、そのCDFは不連続な点でのみ増加し、不連続点と不連続点の間は一定である。このジャンプ不連続が起きる点はまさに、その確率変数がとりうる値に対応している。ジャンプ不連続点の数は有限または可算無限である。そのようなジャンプの位置は位相幾何学的に離散とは限らない。例えば、CDFが全ての有理数の位置でジャンプすることも考えられる。 以上から、離散確率分布はディラックのデルタ関数を使って確率密度関数を一般化したものとして表現することが多く、それによって連続分布と離散分布を統一的に扱うことができる。これは、連続部分と離散部分がある確率分布を扱う際に特に便利である。
※この「代替の説明」の解説は、「離散確率分布」の解説の一部です。
「代替の説明」を含む「離散確率分布」の記事については、「離散確率分布」の概要を参照ください。
- 代替の説明のページへのリンク