どう【同】
仝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/25 04:58 UTC 版)
仝(どう)は文字のひとつであり、特殊な漢字である。「同」の「古字」とされる。一般に、繰り返しを表す記号として用いられ「同上記号」という。
「に」の送り仮名をつけると仝は「とも」との読み方になる[1]
概要
ひとやね「𠆢」に「工」で表される。
類似の文字で、けいがまえ「冂」に「丶」で表された文字があり同様の意味である。
「々」はこの文字を基にしているという説がある。
第二次漢字簡化方案の第二表に同音の漢字である「童」の簡化字としてこの字が掲載されている[2]。
JIS X 0208では記号として扱われているがUnicodeでは漢字としての扱いである。
用例
人名としての使用例
芸名
- 盧仝 - 中国・唐代中期の詩人
フィクション
地名としての使用例
- 仝堂駅 - 中国の寧西線の駅
符号位置
記号 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 名称 |
---|---|---|---|---|
仝 | U+4EDD |
1-1-24 |
仝 仝 |
同上記号 |
脚注
- ^ “筆順(書き順)アニメーション・教科書体イメージ・文字分類”. 2023年8月23日閲覧。
- ^ Glyphwiki Group:第二次汉字简化方案・第二表 - グリフウィキ
関連項目
仝
仝 |
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