他国での取り組み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 02:43 UTC 版)
「カエルツボカビ症」の記事における「他国での取り組み」の解説
中米パナマでは北部から侵入した本病によりカエルが激減したが、本病の侵入が予想される地域のカエルを捕獲し動物園で飼育することで絶滅から救う試みが行われた。 米国ワシントンD.C.のスミソニアン国立動物園は2010年7月22日、オオサンショウウオの繁殖センターをオープンし、初めて日本のオオサンショウウオの国外繁殖を行っている。同動物園に広島市安佐動物公園から寄贈されたオオサンショウウオは計5匹で、このうち11歳のオスメス各2匹が繁殖用に飼育され、19歳のメス1匹は動物園で展示される。日本のオオサンショウウオは「カエルツボカビ症」に抵抗力を持つとされ、同動物園では「ツボカビの被害を受けない秘密をぜひ知りたい」と飼育と同時にツボカビ克服のために個体を研究している。
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