他の地域の茶粥
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 22:48 UTC 版)
明暦以後、17世紀の中頃には奈良茶粥は「奈良茶」という料理として、江戸で売られるようになった。『料理物語』にも収録されているこの料理は評判となったが、江戸人の好みに合わせて水気を減らした堅粥(かたがゆ)に変化し、奈良茶飯に至ったと見られる。 昔から西日本では庶民の食事として粥食が一般的であったが、中でも茶粥は近畿から山口県にいたる西日本各地、また北前船の影響からか能登から青森、仙台まで広がっている。九州地方で茶粥が食べられているのは佐賀県、福岡県の一部地域に限られ、四国地方には茶粥という表現がない。
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