仏語翻訳の影響とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 仏語翻訳の影響の意味・解説 

仏語翻訳の影響

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/06 14:30 UTC 版)

人間知性論」の記事における「仏語翻訳の影響」の解説

フランスのピエール・コスト(フランス語版) (1668-1747) による『人間知性論』のフランス語訳1700年出版された。この翻訳本によってジョン・ロック経験論ヨーロッパ大陸普及した。『人間知性新論』を書いたドイツ人ライプニッツや、ジョン・ロック経験論フランス根付かせたコンディヤックオリジナルの英語本ではなくコストフランス語翻訳本学んだイギリス滞在してロック交流のあったコストは、フランス語訳刊行するにあたりジョン・ロック自身校閲受けたロック4年フランスで過ごしていてフランス語ができた)。ただこの書にはロック独自の用語やmindsoul微妙な使い分けなど、フランス語正確に対応する語彙のない箇所もあったがコストは版を重ねながら改善続けたボイルニュートンなどイギリス自然科学はすでにヨーロッパ大陸伝わって多大な影響及ぼしていたが、このコストフランス語訳あってはじめてイギリス経験論大陸幅広く認識されといっていい。

※この「仏語翻訳の影響」の解説は、「人間知性論」の解説の一部です。
「仏語翻訳の影響」を含む「人間知性論」の記事については、「人間知性論」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「仏語翻訳の影響」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「仏語翻訳の影響」の関連用語

仏語翻訳の影響のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



仏語翻訳の影響のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの人間知性論 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS