今日のボディ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/05 02:49 UTC 版)
「ボディ (カリフォルニア州)」の記事における「今日のボディ」の解説
19世紀後半には栄華を極めたボディであったが、20世紀に入ると金が掘り尽くされ、それに伴って町は急速に衰えていった。特に1932年に町の中心部が大火に見まわれてからは、ボディの衰退はさらに加速していった。20世紀後半に至るまで細々と人が住んではいたものの、ボディから人は離れ続け、やがては人の住まないゴーストタウンと化していった。 1961年には、ボディは国の史跡に指定された。翌1962年には、ボディは州立歴史公園に指定された。州立公園のレンジャーの事務所は、かつてのグリーン通り(Green Street)沿いに残っている民家のひとつを再利用しているものである。今日では、ボディの町の一部が残っているのみである。訪問者はかつて10,000人の人口を抱えた町の跡地を歩き回ることができる。残っている民家跡の内装や家具は住民が離れたときのまま残っている。ボディは1年中開いているが、冬季は大雪で道が閉ざされるため、夏季が観光シーズンとなっている。
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