京屋襟店とは? わかりやすく解説

京屋襟店

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/08 01:15 UTC 版)

京屋襟店』(きょうやえりみせ)は、1922年大正11年)に製作・公開された日本映画である。日活向島撮影所製作、田中栄三脚本・監督。モノクロサイレント。東京下町の老舗京屋が、主人と息子の放蕩で没落し、最後に火事で焼失するまでを、四季の移り変わりの中で描く[1][2]女形を起用した旧来の新派調映画ではあるが、その写実的手法で革新的映画の一つとも呼ばれ、最高傑作として評価された。現在、フィルムは現存していない。


  1. ^ 筈見恒夫著『映画五十年史』p.96
  2. ^ 飯島正著『日本映画史 上巻』p.45
  3. ^ 佐藤忠男著『増補版日本映画史1』
  4. ^ 田中純一郎著『日本映画発達史 I 活動写真時代』p.364-368
  5. ^ 新藤兼人著『ある映画監督 溝口健二と日本映画』p.107
  6. ^ 『溝口健二集成』p.153


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