亡妻へ手向けた句歌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 13:53 UTC 版)
惜しみつつも返らぬ花の面影を 戦さ半に忘れ得も勢ず(1943年(昭和18年)4月3日) 露おきて人目をよそに野ばらかな(1945年(昭和20年)4月26日) 1945年(昭和20年)4月26日は妻の五年祭であった。宇垣は前年の命日には自宅での祭祀を行わせず、翌年「心より五年祭を営む」つもりであったが、同20年1月に兄の上京を機会に内輪で五年祭を行った。同年の命日に戦地にあった宇垣は、野ばら一枝をもって妻を弔った。
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