五常とは? わかりやすく解説

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ごじょう 【五常】

儒教で、人の常に守るべき五つの道徳をいう。孟子は仁(惻隠哀れみ)、義(羞悪不善を羞じ悪む)、礼(辞譲他人に譲る)、智(是非=善悪判断)の四つ四端道徳へ進む四つ端緒)として教え漢代になると春秋博士董仲舒がこれに信を加え木火土金水五行配して五常とした。晋代以後になると、五常を五典とする教え現れた。五典五教ともいい、『春秋左氏伝』では父は義、母は慈、兄は友、弟は恭、子は孝とし、『孟子』は父子の親君臣の義夫婦の別長幼の序朋友の信とする。この親・義・別・序・信は五倫ともいう。→ 十義


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