互いに素である確率とは? わかりやすく解説

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互いに素である確率

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 04:06 UTC 版)

互いに素 (整数論)」の記事における「互いに素である確率」の解説

整数の中から任意に選んだ2つの数 a と b が互いに素である確率を、ナイーブには、以下のように求めることができる。 a と b が互いに素とは、任意の素数 p に対して、a と b の少なくとも一方が p の倍数でないこと、と言い換える。 p を固定したとき、この事象は、a, b がともに p の倍数である事象余事象である。 a が p の倍数である確率は 1/p である。(b についても同様) 各 p に対して、これらの試行独立だから、求め確率は、 ∏ p :  prime { 1 − ( 1 p ) 2 } = ( ∏ p :  prime 1 1 − p − 2 ) − 1 = 1 ζ ( 2 ) = 6 π 2 ≈ 0.6079271. {\displaystyle \prod _{p:{\text{ prime}}}\left\{1-\left({\frac {1}{p}}\right)^{2}\right\}=\left(\prod _{p:{\text{ prime}}}{\frac {1}{1-p^{-2}}}\right)^{-1}={\frac {1}{\zeta (2)}}={\frac {6}{\pi ^{2}}}\approx 0.6079271.} ここで、ζ はリーマンのゼータ関数を表す。ζ(2) の値はレオンハルト・オイラーによって求められた。一般に任意に選んだ k 個の整数が互いに素である確率は 1/ζ(k) で表される

※この「互いに素である確率」の解説は、「互いに素 (整数論)」の解説の一部です。
「互いに素である確率」を含む「互いに素 (整数論)」の記事については、「互いに素 (整数論)」の概要を参照ください。

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