二相全波整流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 16:29 UTC 版)
整流素子2個で、正負が逆の二相交流を整流する。 同じ出力電圧を得るためにトランスの二次巻線を同巻き数の2組を、おのおの半波整流として用いる関係上、同容量の単相ブリッジ整流よりも変圧器は大きくなる。なお二極真空管においてはカソードを共用できるため、2つのプレートを持つ1本の真空管(双二極管)で整流回路が組めた。 理想的な無負荷の単相全波整流器の平均および二乗平均平方根出力電圧: V d c = V a v = 2 V p e a k π V r m s = V p e a k 2 {\displaystyle {\begin{aligned}V_{\mathrm {dc} }=V_{\mathrm {av} }&={\frac {2V_{\mathrm {peak} }}{\pi }}\\V_{\mathrm {rms} }&={\frac {V_{\mathrm {peak} }}{\sqrt {2}}}\end{aligned}}}
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