事前置石制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/06 15:27 UTC 版)
当初、囲碁は互先であっても、下図のように白黒2子ずつを置き合った状態から対局を始めていた。これを事前置石制または「鎮子碁」と呼ぶ。日本では早くからこの制度が消え、第一着から自由に打つ方法が広まっていたが、中国などでは20世紀初頭まで事前置石制が行われていた。また、チベットの碁(密芒)では、17路の盤に白黒6子ずつを置いてスタートする。第二次大戦前の朝鮮では19路盤に白黒8子ずつ置いてから開始する巡将碁が行われていた。
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