事件発覚後のサンゴの被害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 03:07 UTC 版)
「朝日新聞珊瑚記事捏造事件」の記事における「事件発覚後のサンゴの被害」の解説
海洋写真家の中村庸夫によると、西表島に偶然『K・Y』というイニシャルの有名ダイバーがいて、彼が憤慨して調査を始めたことが捏造が発覚するきっかけであったとされる。 事件発覚後、件のアザミサンゴの取材にマスメディアが殺到し、延べ百隻余りの船が取材したが、その際に錨を落としたことから、一年後には現場の周辺のサンゴが折られ、白い傷口を無残に晒し、周囲の珊瑚礁が傷だらけになってしまっていた。 対照的に「傷が元に戻るのに数十年かかる」と報道されていた被害珊瑚は傷が再生し、問題の文字が解らない状態になっていた。また事件で有名になったサンゴを見物するためにやってきたダイバーにより、周辺の珊瑚礁にスクーバ・タンクをぶつけられる被害も出た。
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