予兆詩集
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「ミシェル・ノストラダムス師の予言集」の記事における「予兆詩集」の解説
予兆詩集(プレザージュ、Les Présages)とは、「暦書」(アルマナ、アルマナック)に掲載されていた四行詩群をまとめたものである。そのため当初『予言集』には収録されていなかったが、1594年にシャヴィニーが解釈のためにそのほとんどを著作の中に引用し、それが1605年版の『予言集』に再録され、以後多くの『予言集』に併録されている。年代順に整理して番号を振ったのは、1605年版の刊行者(名前は不明)である。 141篇から構成されるが、そのうち第2番の四行詩はシャヴィニーによる贋作の可能性が指摘されている。現在では、ベルナール・シュヴィニャールによって復元された14篇を加えた全154篇(従来の141篇から贋作を除いた140篇と復元された14篇)が知られている。
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