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久能祐子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/02 03:57 UTC 版)

くのう さちこ
久能 祐子
Halcyon Incubator - Fall Kick-Off 2014
生誕 (1954-12-08) 1954年12月8日(69歳)
日本 山口県下松市
出身校 京都大学工学部
職業 実業家
純資産 推定3億3000万ドル(2015年時点)[1]
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久能 祐子(くのう さちこ、1954年12月8日 - )は、日本の実業家。緑内障点眼薬、便秘薬の開発と製品化に関わる。Sucampo Pharmaceuticals共同創業者最高経営責任者 (CEO)、株式会社アールテック・ウエノ共同創業者、S&R Technology Holdings, LLC共同創業者兼最高経営責任者 (CEO)、RUSK Intellectual Reserve AG共同創業者兼理事、S&R財団共同創業者兼最高経営責任者(CEO)兼理事、ジョンズ・ホプキンズ病院理事、ストラスモアホール財団理事、元慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科客員教授、ワシントン日本商工会理事、全米桜祭り理事、モーリーン&マイク・マンスフィールド財団理事。

2015年5月フォーブスが選ぶ「アメリカで自力で成功を収めた女性50名」に日本人で唯一選ばれる。純資産は3億3000万ドルと推定[2]

経歴

山口県下松市生まれ。山口県立徳山高等学校卒業[3]、1977年[4]京都大学工学部工業化学科卒業。京都大学大学院工学研究科後期博士課程修了、博士(工学)学位を取得。ミュンヘン工科大学三菱化成生命科学研究所新技術開発事業団での研究員生活を経て、1989年に株式会社アールテック・ウエノを上野隆司と共同創業。基礎研究、開発研究、製造、承認申請に関わり、1994年に、初のプロストン系緑内障予防薬となる「レスキュラ点眼薬」の商品化に成功。その後はアメリカ合衆国へ拠点を移し、Sucampo Pharmaceuticalsを共同創業し初代CEOとなる。同社でもプロストン系新薬の研究開発、会社経営に携わり、慢性特発性便秘薬「アミティーザ」の商品化に成功。2012年に革新的ワクチン開発を目指すVLP Therapeuticsを共同創業。社会起業家としては、S&R財団を設立しCEOのほか、ジョンズ・ホプキンス大学、モーリーン&マイク・マンスフィールド財団の理事も務める。

2020年10月1日から2022年9月30日まで京都大学理事。

脚注

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