丹羽小弥太とは? わかりやすく解説

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丹羽小弥太

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/13 23:26 UTC 版)

丹羽 小弥太(にわ こやた、1917年4月1日 - 1983年9月28日)は、日本科学評論家翻訳家

宮城県生まれ。東京文理科大学卒。駒澤大学教授

晩年は、口腔底部ガンに侵され、あごの骨を切除して人工あごとする手術を受けるなど長く闘病し、その状況を書籍にまとめたことで注目された[1]

著書

  • 『一般生物学』(協同出版) 1960
  • 『女とおとこ 性 - この厳粛な事実』(協同出版) 1966
  • 『ママの科学サロン』(協同出版) 1967
  • 『ヒトの生物学』(協同出版) 1969
  • ガンからの逃走 病床の友へ』(文芸春秋) 1970
  • 『私はガンに勝ったのか 人間モルモットの手記』(地産出版) 1974
  • 『それでも私は生きる ガンに耐えぬく日々』(主婦の友社) 1976

共編著

  • 『科学はここまで来ている』(編、大日本雄弁会講談社、ミリオン・ブックス) 1958 
  • 『科学は約束する』(編、講談社、ミリオン・ブックス) 1960 
  • 『科学時代』全5巻(林克也, 岸田純之助共著、筑摩書房) 1961
  • 『こんなことがまだわからない 科学を困らす24のナゾ』(相島敏夫共著、講談社、ブルー・バックス) 1964 
  • 『明日の技術革新のために』(編、講談社、ブルーバックス) 1965 
  • 『科学者の言葉』(編著、講談社現代新書) 1966

翻訳

  • 原子力の安全性に関する基礎知識』(ジョン・F・ホガートン、アメリカ大使館文化交換局出版部)
  • 『生命の本質 筋肉に関する研究』(セント・ジェルジ、白水社) 1952
  • 『生物学の潮流』(ジャン・ロスタン、みすず書房、現代科学叢書) 1953
  • 『人間は改造されるか』(ジャン・ロスタン、大日本雄弁会講談社) 1957
  • 『ノーモアウォー』(ポーリング、講談社) 1959
  • 『分子と人間 分子生物学入門』(J・F・ヒナーン、法政大学出版局) 1968
  • オーストラリア』(デビッド・バーガミニ、ライフ編集部編、タイムライフインターナショナル、タイムライフブックスライフ 大自然シリーズ) 1970

出典・脚注

  1. ^ “天声人語”. 朝日新聞・朝刊: p. 1. (1983年10月1日) 

参考文献

  • 『文藝年鑑1978』 



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