中葛城山とは? わかりやすく解説

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中葛城山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/20 07:04 UTC 版)

中葛城山
南西から望む中葛城山(左)と金剛山(右)
標高 937,7 m
所在地 日本
奈良県五條市
大阪府南河内郡千早赤阪村
位置 北緯34度23分55秒 東経135度40分36秒 / 北緯34.39861度 東経135.67667度 / 34.39861; 135.67667座標: 北緯34度23分55秒 東経135度40分36秒 / 北緯34.39861度 東経135.67667度 / 34.39861; 135.67667
山系 金剛山地
中葛城山 (奈良県)
中葛城山 (大阪府)
中葛城山 (日本)
プロジェクト 山
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中葛城山(なかかつらぎさん)は、金剛山に位置する、標高937.7mのであり、金剛山地に属している。山頂は、大阪府千早赤阪村奈良県五條市の境界上にあり[1]金剛生駒紀泉国定公園のエリアに含まれている。金剛山に近いながらも、登山客が少ないため、静かな山歩きが楽しめるとして、一部のハイカーには人気がある[1]

解説

山頂付近の奈良県側は、低木クマザサが大量に群生しているもの高いは少ないため、眺望が開けている。そのササヤブの中に、三等三角点(点名:北山)が設置されているが、この場所は、実際には、中葛城山の最高点[2]ではなく、それよりやや低い位置に存在している。なお、この記事では三角点の位置の標高を山の標高として表す。

一方、大阪府側は、植林された、とクマザサの山林が広がっており、眺望は一切効かない。山のすぐ北東(直線距離にして100m少々[2])に久留野峠(標高890m)があるため、登山者は、標高差60m少々をわずかな距離ではあるが、かなりの急勾配を登らねばならない[2][1]

登山者の多くは、この山のみに登頂することはなく、ダイヤモンドトレール金剛山方面から、神福山紀見峠方面へ縦走する、あるいは、千早赤阪村にある金剛山ロープウェイ前バス停から、久留野峠へ登り、一度、この山へ登頂した後、再度金剛山へ向かうといった登山を行うものが多い[1][3]。また、久留野峠までは五條市小和町からの登山コースもある[4]。なお、金剛山地を縦走する自然歩道であるダイヤモンドトレールは、最高点付近を通るが、三角点を通過してはいない[5]

脚注

  1. ^ a b c d 中葛城山 (なかかつらぎさん):937m 山と溪谷オンライン 2024年10月13日閲覧
  2. ^ a b c GPSでの実測では、952mと出ている。また、国土地理院のウォッちず(2012年11月26日閲覧)にも、標高950m以上960m未満の場所が山頂付近に存在していることが地形図に出ている。
  3. ^ 中葛城山|最新の山行記録と登山ルートやアクセス、気象状況など ヤマレコ 2012年11月26日閲覧
  4. ^ 広報五條 山岳救助訓練の実施五條市2012年11月26日閲覧)
  5. ^ 国土地理院のウォッチ図 2012年11月26日閲覧

関連項目




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