中核エリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/01 23:29 UTC 版)
中核エリアは県と山形市が事業主体を担い、同市市街地に位置する山形大学小白川キャンパスを移転させることを軸に構想が練られた。だが、1987年7月、山大は移転断念を表明した。このほか、霞城公園内に所在する県立博物館の移転や日本赤十字病院の誘致する構想も浮上した。そうした中、山形勤労者総合福祉センター(山形テルサ)の建設が決定するも、整備主体となる雇用促進事業団の廃止が決定した。このため山形テルサは、建設先が山形駅西口の再開発区域と変更となった。 2001年春には山形市が東北福祉大学に用地約3ヘクタールを無償提供し、新キャンパスを誘致する方針を表明するが、福祉大がキャンパスを必要としない通信教育部を設置したい意向を示し、新キャンパス構想も白紙となった。結局、中核エリアには2007年4月、やすらぎの丘、ひらめきの園、もてなしの広場、なつかしの森からなるミュージアムパークが部分オープンし、2015年全面オープンした。
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