中央政府との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 09:00 UTC 版)
「香港特別行政区政府」の記事における「中央政府との関係」の解説
香港の自治権は、外交と防衛を含まない。そのため、香港の外交事務については外交部駐香港特派員公署が、防衛については人民解放軍駐香港部隊が香港に設置および派遣されている。香港における中央政府の代表部として中央政府駐香港連絡弁公室が設置されている。 香港基本法の規定により、中央政府は香港政府高官の任命権を持っている。その対象は行政長官、司長、副司長(未設置)、局長のほか、廉政専員(廉政公署の長官)、審計署署長(会計検査院長に相当)、警務処長(警察長官)、入境事務処長,海関長(税関長)を含む。ただし行政長官は選挙で選出されることになっており、他の高官は行政長官が指名するため、事実上の任命拒否権に近い。
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