中国独自の漫画家の登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/21 19:16 UTC 版)
「中国の漫画」の記事における「中国独自の漫画家の登場」の解説
1990年代になると胡蓉(中国語版)(日本でも活躍のフーロン)などの中国独自の漫画家が登場する。しかし日本の漫画の海賊版が市場の多くを占める状態は継続することになる。 その後は漫画産業を国家事業とした中国政府の後援もあり、中国独自の漫画作品が登場することになった。特に広州では漫友雑誌社による漫画専門雑誌が創刊され多くの中国人作家が登場した。その後金竜賞などの漫画賞も創設され、また日本の角川書店と協力した人材育成プログラムも実施され、丁氷や夏達などの漫画家が日本でのデビューを果たしている。 2011年10月にはマンガサミットが北京市で開催されるなど、中国漫画産業の国際化を図る政策も推進されている。
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