中国古典建築様式のモスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 09:30 UTC 版)
「中国におけるイスラーム」の記事における「中国古典建築様式のモスク」の解説
寧波にある月湖清真寺。2019年撮影。 チチハルにある卜奎清真寺。2017年撮影。 沁陽にある北大清真寺。2018年撮影。 南京にある草橋清真寺。2012年撮影。 明清代に建設された中国本土のモスクは中国の古典建築の影響を強く受けるようになった。構造は四合院をほぼ同じで東西南北に建物があり中央に中庭がある。木造かつ瓦屋根が用いられ、講堂や沐浴室が加えられるようになった。ミナレットも仏塔によく似た形になり、仏教寺院や道教の道観と変わらない見た目をしているモスクもある。その一方で、イスラーム建築の特色も残っている。屋根には新月や星のマークが掲げられ、礼拝殿にはマッカの方向を示すミフラーブや金曜礼拝の際に用いられるミンバルなどが設けられている。
※この「中国古典建築様式のモスク」の解説は、「中国におけるイスラーム」の解説の一部です。
「中国古典建築様式のモスク」を含む「中国におけるイスラーム」の記事については、「中国におけるイスラーム」の概要を参照ください。
- 中国古典建築様式のモスクのページへのリンク