与円爾尺牘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 16:55 UTC 版)
『与円爾尺牘』(えんににあたう せきとく)は、無準が円爾に書いた謝礼の尺牘。円爾が帰朝した翌年の淳祐2年/仁治3年(1242年)の夏、径山の寺塔が火事になり、円爾はその復興のために博多から板1,000枚を径山に送った。それに対する無準の謝礼が本状である。そのため俗に板渡しの墨跡と呼ばれ珍重されている。東京国立博物館蔵。国宝(指定名称は無準師範墨蹟(尺牘))。
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