不燃性作動油
油圧機器や油圧システムで、油圧回路の中を流れて動力伝達を行う油を作動油という。かつては、ほとんどの油圧装置に鉱油系の作動油が使用されていたが、発火しやすいため火災事故で多くの尊い人命が失われるケースがあった。そこで開発されたのが燃えにくい性質をもった不燃性作動油(40%含水など)である。低温流動性にも優れているほか、経済的でもあることから広く採用されている。用途としては可燃設備の多い、鉄鋼、自動車、船舶やダイキャスト製品の加工設備などで使用されている。
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