上滝スキー場の開設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/26 08:26 UTC 版)
この富山県営鉄道の開通により町内に上滝駅の開設をみた上新川郡上滝町においては、観光による地域振興を計画し、1922年(大正11年)頃に上滝不動尊の保護工事を行い、また同町の大川寺山にスキー場を整備した。観光開発による旅客運賃収入を狙った富山県はかねてより上滝町や附近町村にスキーを奨励しており、上滝におけるスキー場整備もこうした県の意向を背景としたものであった。このスキー場は1923年(大正12年)2月18日に第3回富山県スキー大会の会場として用いられ、これ以降富山市より至近のスキー場として利用者数が増加し、様々な催し物が開かれるようになった。
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