上村耕作とは? わかりやすく解説

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上村耕作

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/01 02:17 UTC 版)

上村 耕作[1][2](うえむら こうさく、1877年明治10年)2月8日[3] - 1936年昭和11年)12月1日[4])は、日本政治家衆議院議員[3]奈良市選出、憲政会[5][6])、会社重役[6]。族籍は奈良県平民[3][5]

経歴

奈良市生まれ[1][6]。奈良県生駒郡伏見村[2](現・奈良市)、平民・上村光亨の長男[3][5]郡山中学校第三高等学校を経て[1]1905年京都帝国大学法科大学を卒業して法学士の称号を得た[3]1907年家督を相続した[3][5]

大韓帝国財務官兼農工銀行監理官、東洋拓殖参事、奈良銀行(のち国立六十八銀行、現南都銀行監査役豊国火災保険東京支店長[3]、同社支配人、千日土地建物取締役等を務めた[5][6]

1917年大正6年)4月20日に実施された第13回衆議院議員総選挙に出馬し当選する。

人物

漢詩書画をよくし、鴻東と[1]。保険学に通じる[2]。著書に『労働保険論』(東京 森江書店、1906年4月出版)がある[7]憲政記念館には上村耕作文書が保存されている。

住所は東京牛込白銀町[1][3]、下谷区中根岸[2]、奈良県奈良市東城戸町[5]原籍は奈良県生駒郡伏見村大字疋田[1][7]

家族・親族

上村家

脚注

注釈

  1. ^ 康子は『大正名家録』や『東京社會辭彙』では長女[1]、『人事興信録 第5版』では二女[5]とある。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j 『東京社會辭彙』ウ5頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2024年1月21日閲覧。
  2. ^ a b c d 『大正名家録』80頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2025年1月1日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k 『人事興信録 第4版』う14頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年9月25日閲覧。
  4. ^ 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』p.89
  5. ^ a b c d e f g h i j 『人事興信録 第5版』う18頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年9月25日閲覧。
  6. ^ a b c d 『衆議院議員略歴 第1回乃至第19回』237頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年9月25日閲覧。
  7. ^ a b 『労働保険論』(国立国会図書館デジタルコレクション)。2019年9月25日閲覧。

参考文献

  • 上村耕作『労働保険論』森江書店 1906年。
  • 『東京社會辭彙』毎日通信社 1913年。
  • 原田道寛編『大正名家録』二六社編纂局 1915年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第4版』人事興信所 1915年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第5版』人事興信所 1918年。
  • 衆議院事務局編『衆議院議員略歴 第1回乃至第19回』衆議院事務局 1936年。
  • 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局 1990年。



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