上映設備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/24 09:05 UTC 版)
「ニッケルオデオン (映画館)」の記事における「上映設備」の解説
スクリーンは200インチ程度で、現在のホームシアターより一回り大きい程度である。後年の映画館は映写機を2台備え複数のフィルムを切り替えながら上映することで長時間の連続上映をしているが、ニッケルオデオンの映写機は1つの劇場に1台のみで幻灯機をベースとしていた。さらに、モーター駆動ではなく、多くの場合は手回しの映写機が使われていた。そのため、複数フィルムの連続上映は出来ず、フィルムを掛け替える間は幻灯機によるスライド上映が行われた。また、当時はサイレント映画であるためスピーカー等は存在せず、ピアノ伴奏や観客による合唱などがその代わりとなっていた。
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