上場企業などの経営者の役位構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 08:02 UTC 版)
「経営者」の記事における「上場企業などの経営者の役位構成」の解説
日本の上場企業などの経営者の役位別構成 東洋経済新報社の『役員ファイル』は、企業の役員の役位や学歴などの個人情報を集めたデータベースであるが、その1999年版の1部上場企業、二部上場企業、地方単独上場企業、非上場生損保の2573社分のデータによると(に限ったデータによると)、企業一社あたりの役員の数の平均は15.56(人/社) であり、そのうち常勤役員は12.78(人/社)であり(全役員の82,1%)、非常勤役員は2.78人であり(全役員の17.9%に相当)、およそ8割が常勤で2割が非常勤という構成になっている。 副会長は一社平均0.03人しか置いておらずとても珍しく、会長も0.38(人/社)なので2社に1社も置いていない。それ以外にも相談役取締役というのも例外的な存在である。 経営者の一般的な役位としては、取締役が41%、常務21%、専務9%、社長が8%、監査役13%という構成になっている。主要な役位の人数比は、取締役4に対して常務が2で専務や社長が1という比率になっている。(つまり経営者の中では、特に別の役位名がついていない「取締役」の人数比が一番高い) 日本で上述のデータベースに掲載されるような企業の平均では、取締役と中間役位の人数がほぼ同数になるような構成になっている。
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