上反角と方向舵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/07 21:51 UTC 版)
モスキートモス号は翼端一段上反角の主翼を持つ。上反角は14度で、ロール軸周りの自律安定性は強いが、同時にヨー軸周りの運動により発生するロール軸周りのモーメントも大きい。 また方向舵の面積もかなり大きめに設計してあり、低速においても十分な効きを確保している。 これによる副次的な性能として、ある程度の速度を確保すれば、エルロンがないにもかかわらずラダーのみでロールを行うことが可能であり、熟練すれば一見ラダーによるものと思えないほど、軸の通ったロールを行うことも出来る。
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