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上原和

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 14:53 UTC 版)

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上原 和(うえはら かず、1924年12月30日 - 2017年2月9日[1])は、日本の美術史家。成城大学名誉教授。専門は美学美術史

来歴

日本領台湾台中市生まれ。九州大学法文学部哲学科美学美術史専攻卒業、同大学院文学研究科特別研究生、前期課程修了。宮崎大学学芸学部専任講師、成城大学文芸学部専任講師・助教授・教授・文芸学部長・大学院文学研究科長を経て1995年定年退任、名誉教授。

玉虫厨子研究をライフワークとし、この創作を飛鳥時代とし、法隆寺はその基礎の上に建てられたとの説を唱え村田治郎らと論争を行った。また西域からギリシャまでの建築に関心を寄せ、詩人的な筆致による文章を書く。

1975年『斑鳩の白い道の上に』で亀井勝一郎賞受賞。1992年『玉虫厨子 飛鳥・白鳳美術様式史論』で九大文学博士

著書

記念論集

  • 『上原和博士古稀記念美術史論集』上原和博士古稀記念美術史論集刊行会 1995

脚注

  1. ^ 上原和さん92歳=成城大名誉教授 毎日新聞 2017年2月10日付



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