三河物語に登場の牧氏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/21 06:38 UTC 版)
『三河物語』では、徳川家康が吉田城に攻め込んだ際の、下地の合戦で、本多平八郎(忠勝)と、牧惣次郎が、槍合うとある。このとき、八屋半之丞(蜂屋貞次)が、河井正徳の鉄砲に当たり戦死した。 『常山紀談』では、其後二連木の合戦に本多平八郎牧宗次郎鎗を合せけるに、蜂谷少しおくれたりしが、とある。 牧惣次郎が、今川方の勢力であったことは容易に想像されるが、今川氏の家臣であったとの文献は未見であり、今川氏における位置付けも不明である。 牧野惣次郎を牧野半右衛門正勝(康成・惣次郎・讃岐守)とする説もあるが、今川家臣から本多忠勝の家臣となったとの所伝をもつ牧宗次郎(惣次郎)も存在するなど諸説紛々である。
※この「三河物語に登場の牧氏」の解説は、「三河牧氏」の解説の一部です。
「三河物語に登場の牧氏」を含む「三河牧氏」の記事については、「三河牧氏」の概要を参照ください。
- 三河物語に登場の牧氏のページへのリンク