三日月百子とは? わかりやすく解説

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三日月百子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/25 15:23 UTC 版)

株式会社三日月百子
種類 株式会社
略称 ミカヅキモモコ
本社所在地 日本
550-0013
大阪府大阪市西区新町1-3-12[1]
設立 1999年3月[1]
業種 小売業
法人番号 3120001085050
事業内容 バラエティ雑貨の販売
代表者 破産管財人 今田晋一[2]
資本金 4700万円[1]
従業員数 34人[2]
決算期 1月31日
特記事項:2021年3月24日破産手続開始決定。
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株式会社三日月百子(みかづきももこ)は、かつて「ミカヅキモモコ」の店舗ブランド300円ショップを運営していた日本の企業。

概要

1999年3月に設立[3]西日本を中心に、ショッピングモール複合商業施設内にテナント出店する形で、小学生からヤングミセスまでをターゲットとした「ミカヅキモモコ」の屋号で、ファンシーグッズを中心に、服飾雑貨、アクセサリー関連商品などを扱う300円ショップを展開していた[1][3]。商品の一部はメーカーと共同開発していた[3]

2014年1月期には30億5812万円の売上があり、株式上場も視野に入れていた[1]。しかし、100円ショップとの競争により業績が低迷し、スクラップアンドビルドを実行して業績回復に努めたものの、それに伴う借入金が財務面を圧迫し、2020年には取引金融機関に対してリスケジュールを要請した[1][3]

2020年1月期の売上も27億3,000万円にとどまり、さらに新型コロナウイルスの影響により業績はさらに悪化[1][3]。このため三日月百子は、緊急融資を受けた他、不採算店舗の閉鎖を行ったものの業績は改善されず[3]2021年2月8日に事業を停止して事後処理を弁護士に一任した[1][3]

在庫買取業者である株式会社Shoichiは、翌日の2021年2月9日、三日月百子が手掛けていた「ミカヅキモモコ」の店舗の一部を譲受する事を発表[4]。「ミカヅキモモコ」の一部店舗並びに商標は三日月百子からShoichiへ譲渡され、Shoichiへ譲渡された店舗は同年3月1日からShoichiによる運営がスタートした[5]

ただし、Shoichiは「ミカヅキモモコ」オンラインショップは継承せず、「ミカヅキモモコ」オンラインショップは三日月百子の事業停止と同時に閉店した。

三日月百子は、2021年3月24日大阪地方裁判所から破産手続開始決定を受けた[2]。負債総額は約12億7,500万円[1][3]

店舗

事業停止時点では47店舗を運営していた[6]。このうち7店舗はShoichiへ譲渡され[7]、「ミカヅキモモコ」公式サイトもShoichiへ譲渡された。残りの40店舗はShoichiへ譲渡されずに閉店した。

テレビ出演

書籍

  • 物河昭 著『ミカヅキモモコ 女子社員総幸福度』リトルガリヴァー社、2013年5月1日。ISBN 9784903970738

脚注

関連項目




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