三尊石組
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/05 04:26 UTC 版)
3つの石が据えられた様子が阿弥陀三尊薬師三尊などの仏像の安置形態に似ているため、3石組のことを三尊石組と表現することがある。 必ずしも仏の姿を象徴したものではなく、二尊と三石をかけただけであるが、3という数は、デザイン上バランスがとりやすい数字でもあり、最も象徴性を持たせたい石を中心に据え、その左右に脇石を据えることによって 安定した石組表現が成立する。5、7の奇数の組み合わせもバランスがとりやすいため多用されるが、それらの中心となるのはあくまでも3であり、山岳の風景も、これらの組み合わせを連続させることで表現されている。
※この「三尊石組」の解説は、「石組」の解説の一部です。
「三尊石組」を含む「石組」の記事については、「石組」の概要を参照ください。
- 三尊石組のページへのリンク