高原王とは? わかりやすく解説

高原王

(三原高原 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 14:08 UTC 版)

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高原王(たかはらおう、生没年不詳)は、平安時代初期の皇族貴族臣籍降下後の氏姓は三原朝臣。一品新田部親王の後裔。官位従五位上伊豆守

経歴

仁明朝承和5年(838年従五位下叙爵し、承和7年(840年伊豆守に任ぜられる。この間の承和6年(839年雨乞いのために伊勢大神宮に派遣されている[1]

文徳朝に入ると、嘉祥3年(850年)3月の仁明天皇の初七日に近陵の七ヶ寺に遣使が行われた際、道野王とともに桧尾寺使を務める[2]。また、同年8月には宝剣・明鏡・名香・綵帛を奉るために、宇佐八幡宮香椎廟に派遣されている[3]。のち、仁寿元年(851年)従五位上、仁寿2年(852年)伊豆守に叙任されている。

清和朝貞観元年(859年)三原朝臣姓を与えられて臣籍降下した。

官歴

六国史』による。

脚注

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  1. ^ 『続日本後紀』承和6年4月21日条
  2. ^ 『日本文徳天皇実録』嘉祥3年3月27日条
  3. ^ 『日本文徳天皇実録』嘉祥3年8月23日条

参考文献





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