万燈の製作
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/29 07:46 UTC 版)
各町とも毎年1基の新作大万燈を製作するため、5月頃から製作に取り掛かる町内が多い。万燈を取りつける土台は、長さ約4mの心棒に横木などを将棋の駒型に組み上げる。武者絵や歌舞伎絵などを題材とした元絵を用意し、元絵のみを参考に土台の上に竹で骨組みを作っていく。骨組みが出来たら、骨組みの上に和紙を貼り付けると共に、照明の配線も行う。和紙が貼れたら、その上に炭で下絵を描き、炭の上に蝋を引き、食紅で色付けをして万燈が完成する。昔は公民館などで製作をするところが多かったが、現在は各町ともに万燈蔵で製作を行い、旧作万燈や山車を保管している。
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