一般的分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 16:34 UTC 版)
以下は神経細胞の形態による分類であり、細胞の機能が特定されていない場合の一般的分類である。あちこちの神経細胞が同じ名前で呼ばれるが、基本的に形態以外の共通点は考慮されていない。しかし局所的には形態の違い、すなわち軸索の伸びる先や樹状突起の持つシナプス数は機能の違いを反映していると仮定した研究が多い。 錐体細胞 ピラミッド状に見える細胞。 星状細胞 樹状突起が四方八方に伸び、トゲトゲの球形に見える細胞。 顆粒細胞 樹状突起が少なく粒状に見える細胞。 錐体細胞(ゴルジ染色) 大脳皮質においては、錐体細胞は皮質領野間や皮質と核をつなぐ興奮性の細胞であり、星状細胞は領野内での抑制性および興奮性の介在神経細胞と考えられている。これら介在神経細胞は、形態から細かく数十種類に分類されることがある。
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