・太神楽系の獅子舞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 22:24 UTC 版)
三重県桑名市の伊勢大神楽講社に代表される太神楽の系統である。民俗芸能として各地に伝播した他の系統と異なり、専従の芸能者並びに宗教者の系統である。ルーツに散楽の流れを汲んでおり、演目には獅子舞の他にも放下芸(曲芸)や萬歳(漫才)、軽業が取り入れられている。発祥地である桑名市の伊勢大神楽講社は、江戸期に伊勢御師と結び付き御祓大麻(内宮)を配っていた事が分かっている。その他に熱田派の系統も存在し、それぞれが社中を組み全国各地を回ったが、現在は多くの社中が江戸太神楽・水戸大神楽へと発展し寄席の舞台芸として現在に至っている。
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