ヴァイオリンとピアノのための協奏曲 ニ長調 K.Anh.56 (315f)
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「モーツァルトの協奏曲」の記事における「ヴァイオリンとピアノのための協奏曲 ニ長調 K.Anh.56 (315f)」の解説
1778年11月、マンハイムで同市の宮廷楽団コンサートマスターイグナーツ・フレンツルが主催する市民演奏会のために作曲したと伝えられるが、前年に急死したバイエルン選帝侯マクシミリアン・ヨーゼフの後を継いだマンハイムのプファルツ選帝侯カール・テオドールがバイエルン継承戦争、テッシェン条約を経て1789年に宮廷楽団ごとミュンヘンに移った(フレンツルはコンサートマスターの職を辞してマンハイムに残留)事により演奏の見込みが無くなったためか、もしくは作曲直後にモーツァルトがパリへ渡ったためかは不明だが、独奏楽器による第2主題へ移行する途中までの120小節(総譜は74小節)までの未完に終わった。ロバート・レヴィン、フィリップ・ウィルビーによる補筆あり。
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