ワンハンド・スープレックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 00:53 UTC 版)
「ザ・グレート・カブキ」の記事における「ワンハンド・スープレックス」の解説
正面から相手の左手首を左手で掴み、更に相手の左肘を自らの右脇に抱え込むようにして相手の左腕を固めてから、一気に後方に反り投げる技。変形の水車落としとも形容できる技で、1970年代後半、アメリカにてミスター・サトとして活動中に師匠のヒロ・マツダと1年掛かりで開発したとされている。日本では1979年8月の全日本プロレス『ブラック・パワー・シリーズ』に参戦した際に披露され、その後度々フィニッシュ・ホールドとして使用された。日本での初披露の際、高千穂本人は「スープレックスの一種だが、特に名前はない」と述べており、実況ではワンハンド・スープレックスと解説されていた。アメリカでもここ一番の大技として使用されていたが、サト時代はサイトーとのタッグも含めて、ジョバーとしての敗戦や、ラフファイトや服部の乱入などの末に無効試合や反則負けとなることが多かったため、繰り出す頻度はそれ程多くはなく、カブキに変身して以降は使用されなくなった。
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