ワダイ帝国の衰退
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 09:16 UTC 版)
詳細は「ワダイ戦争」を参照 ワダイのスルタン、ダウド・ムッラーはフランスの支配に抵抗したものの、1909年6月6日、フランス軍に首都アベシェを占領され、傀儡のスルタンが立てられた。最後の独立したワダイのスルタンであるアシル・コラクは1912年に捕らえられ、スルタン国の独立は終わった。 1935年、フランスの宗主下でワダイ・スルタン国は再建され、 ムハンマド・ウラダ・イブン・イブラヒムがコラク、またはスルタンとなった。スルタン国は現在も引き続いてチャド共和国の宗主下にあり、1977年から現在までのコラクイブラヒム・イブン・ムハンマド・ウラダである。 ワダイ帝国は1960年のチャド共和国独立とともにチャドの一部となった。現在のワダイ州は旧ワダイ帝国の領域の一部を占めている。主要都市はアベシェである。
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