ローバー・アーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 07:42 UTC 版)
「マーズ・エクスプロレーション・ローバー」の記事における「ローバー・アーム」の解説
メスバウアー分光計 MIMOS II(MB) ガンマ線を使用した分光計で、岩石に含まれる鉄の状態や磁性を測定する。開発担当はヨハネス・グーテンベルク大学マインツ。 αプロトンX線分光計(APXS) α線やX線を岩石に照射し、岩石を構成する元素の種類や量を測定する。 磁石 分光計の測定対象となる、鉄を含む塵や砂を捕獲する。開発担当はニールス・ボーア研究所。 顕微鏡カメラ(MI) 岩石の微細構造を観察するための高解像度カメラ。開発担当はアメリカ地質調査所(USGS)。 岩石研磨装置(RAT) 岩石の内部を露出させるための研磨装置。風化した岩石表面を削り取り、新鮮な断面を分光計などで分析する。Honeybee Robotics製。
※この「ローバー・アーム」の解説は、「マーズ・エクスプロレーション・ローバー」の解説の一部です。
「ローバー・アーム」を含む「マーズ・エクスプロレーション・ローバー」の記事については、「マーズ・エクスプロレーション・ローバー」の概要を参照ください。
- ローバー・アームのページへのリンク