ロワイヤンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ロワイヤンの意味・解説 

ロワイヤン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/27 16:14 UTC 版)

ロワイヤン


行政
フランス
地域圏 (Région) ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏
(département) シャラント=マリティーム県
(arrondissement) ロシュフォール郡
小郡 (canton) 2小郡郡庁所在地
INSEEコード 17306
郵便番号 17200
市長任期 ディディエ・カンタン
2008年-2014年
自治体間連合 (fr) Communauté d'agglomération Royan Atlantique
人口動態
人口 17 102人
1999年
人口密度 886人/km2
住民の呼称 Royannais(e)
地理
座標 北緯45度37分 西経1度02分 / 北緯45.62度 西経1.03度 / 45.62; -1.03座標: 北緯45度37分 西経1度02分 / 北緯45.62度 西経1.03度 / 45.62; -1.03
標高 平均:20 m
最低:0 m
最高:35 m
面積 19.30km2 (1 930ha)
ロワイヤン
公式サイト Site officiel
テンプレートを表示

ロワイヤンRoyan;フランス語発音: [ʁwajɑ̃]; 現地発音: [ʁwejɑ̃]; オック語: Roian)は、フランス南西部、ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏シャラント=マリティーム県に位置する都市(コミューン)。国際的な海岸リゾート地である。住民はロワイヤネ(Royannais)やロワイヤネーズ(Royannaises)と呼ばれている[1]。コート・ド・ボーテの中心地で、フランス大西洋沿岸の重要なリゾート地の一つであり、5つのビーチや1000艘以上のボートが利用するマリーナ、現在も使われている漁港がある。2013年現在、広域都市圏の人口は48,982人である。2015年時点で町には18,393人の住民がいる。

ロワイヤンはアルヴェール半島の、ジロンド川河口の東岸に位置する。大西洋に面し、ラ・ロシェルから南に60km、ボルドーから北に約100kmに位置している。ロワイヤンは戦略上重要な場所の一つであり、特に西ゴート族ヴァイキングにとっては垂涎の地であった。宗教改革ではロワイヤンはプロテスタントの本拠地となったが、フランス王ルイ13世によって包囲されて滅ぼされた。復古王政の時代、そして特に第二帝政の時代には海水浴場で知られることとなった。狂騒の20年代には多くの芸術家を惹きつけた。

1944年9月と1945年4月に行われた連合国の爆撃によって町は破壊された。かつて「殉教の町」として知られていたロワイヤンは「都市計画の実験場」と公的に宣言されて、現在は1950年代の近代建築のショーケースとして知られている。2010年には芸術と歴史の街(Ville d'Art et d'Histoire)に登録された[2] 今日では観光と文化の中枢であり、毎年夏に約9万人の観光客が来る[3]

姉妹都市

出典

  1. ^ Habitants.fr : Royan”. 2022年4月8日閲覧。
  2. ^ Royan sacrée ville d'Art et d'histoire”. 2022年4月8日閲覧。
  3. ^ Royan en chiffres”. 2022年4月8日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ロワイヤン」の関連用語

ロワイヤンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ロワイヤンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのロワイヤン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS