ロシアの叙事詩
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「ミハイル・ヘラースコフ」の記事における「ロシアの叙事詩」の解説
ロシアの叙事詩は『イーゴリ遠征物語』や『ブィリーナ』などが『ロシアーダ』以前に存在していたが、特に後者は「民衆叙事詩」と呼ばれ、全体を俯瞰する叙事詩は無かった。 18世紀に入り、同国出身の詩人であるヴァシリー・トレディアコフスキー(英語版)、ミハイル・ロモノーソフ、アレクサンドル・スマローコフ(英語版)などが叙事詩の作成を試みたが、いずれも失敗に終わっていた。 そのような中、1779年とフランスなど他の国に比べてやや遅い完成となったロシア最初の叙事詩がヘラースコフの『ロシアーダ』であった。余談だが『ロシアーダ』とは「ロシアの歌」と言う意味である。
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