レーガン=スミスとは? わかりやすく解説

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レーガン・スミス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/02 13:01 UTC 版)

レーガン・スミス
スミス(2018年)
国籍 アメリカ
泳法 背泳ぎバタフライ自由形
生年月日 (2002-02-09) 2002年2月9日(23歳)
生誕地 アメリカ合衆国ミネソタ州レイクビル[1]
身長 1.70 m
獲得メダル
競泳
アメリカ合衆国
オリンピック
2024 パリ 4×100mメドレーリレー
2024 パリ 混合4×100mメドレーリレー
2020 東京 200mバタフライ
2020 東京 4×100mメドレーリレー
2024 パリ 100m背泳ぎ
2024 パリ 200mバタフライ
2024 パリ 200m背泳ぎ
2020 東京 100m背泳ぎ
世界水泳選手権
2019 光州 200m背泳ぎ
2019 光州 4×100mメドレーリレー
2022 ブダペスト 100m背泳ぎ
2022 ブダペスト 4x100mメドレーリレー
2023 福岡 4x100mメドレーリレー
2023 福岡 50m背泳ぎ
2023 福岡 100m背泳ぎ
2023 福岡 200m背泳ぎ
2025 シンガポール 50m背泳ぎ
2025 シンガポール 100m背泳ぎ
2025 シンガポール 200m背泳ぎ
2025 シンガポール 200mバタフライ
2023 福岡 200mバタフライ
パンパシフィック水泳選手権
2018 東京 200m背泳ぎ
世界ジュニア水泳選手権
2017 インディアナポリス 100m背泳ぎ
2017 インディアナポリス 200m背泳ぎ
2017 インディアナポリス 混合4×100mメドレーリレー
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レーガン・スミス(Regan Smith、2002年2月9日 -)は、アメリカの競泳選手。現在、100m背泳ぎ(長水路)の世界記録を保持しており、米国女子4×100mメドレーリレーの一員としても世界記録を保持している。2017年世界水泳選手権では女子200m背泳ぎに出場した[2][3]。また、世界ジュニア水泳選手権において100m背泳ぎで金メダルを獲得し、メリッサ・フランクリンの15-16National Age Group記録や、準決勝でテイラー・ラックに打ち立てられた世界ジュニア記録を破る記録を出した[4]

経歴

12歳のとき、その年齢層で複数の記録を樹立し、高校の州大会でメダルを獲得した。こののち、 Apple ValleyのRiptide Swim Clubに入会し、12個のオリンピックメダルを獲得した有名な競泳選手ジェニー・トンプソンのコーチとして知られるMike Parrattoの指導を受けた[5]

14歳のときには、メリッサ・フランクリン(当時200m背泳ぎの世界記録保持者[6])やケイティ・レデッキー(400m自由形、800m自由形、1500m自由形の世界記録保持者[6])などのオリンピック選手と大会に出場した。さらにナショナルジュニアチームのメンバーとなり、13歳から14歳まで2016 Age Group Swimmer of the Yearに選出され、100ヤード背泳ぎ、100ヤードバタフライ、100m背泳ぎの3つでNational Age Group記録を打ち立てた

2回連続でAge Group Swimmer of the Yearのタイトルを獲得し、2018年を終えた[7]

世界選手権

韓国の光州で行われた2019年世界水泳選手権では200m背泳ぎの個人種目1種目に出場した。予選と準決勝では、優勝候補としての存在を主張した。予選では2:06.01のタイムを記録し、自身のジュニア記録を更新した[8]。準決勝では2:03.35のタイムで2012年に打ち立てられたメリッサ・フランクリンの2:04.06の世界記録を更新した[9]

決勝では、2:03.69のタイムで大差で金メダルを獲得し、世界選手権初のタイトルを獲得した。前半は59.45という世界記録のペースより早いタイムで泳いだが、最終的には史上2番目に早いタイムを記録した[10]

個人種目の100m背泳ぎで予選落ちしたにもかかわらず[11]、400mメドレーリレーの背泳ぎに選ばれた。メドレーリレーの決勝でリリー・キング、ケルシー・ウォレル、シモーネ・マニュエルとともに金メダルを獲得した。3:50.40のタイムを記録し、2017年に達成されたこれまでの世界記録3:51.55を更新した[12]。第一泳者として57.57のタイムを出し、キャスリーン・ベーカーの100m背泳ぎの世界記録58.00を更新した。

インディアナポリスでの2024年パリ五輪選考会100m背泳ぎで57.13の世界新記録をマークし1位。

脚注

  1. ^ Regan Smith”. SwimSwam. 2019年10月29日閲覧。
  2. ^ Heats results”. FINA. 2017年7月29日閲覧。
  3. ^ 2017 World Aquatics Championships > Search via Athletes”. Budapest 2017. 2017年7月29日閲覧。
  4. ^ Regan Smith downs WJR, Missy Franklin's 15-16 NAG record in 100 back”. Swimswam. 2017年8月24日閲覧。
  5. ^ Magarey, Mary (2004), “Bilateral shoulder pain in a 16-year-old long-distance swimmer”, Clinical Reasoning for Manual Therapists, Elsevier, pp. 161–179, doi:10.1016/b978-0-7506-3906-4.50016-2, ISBN 9780750639064 
  6. ^ a b Jorgensen, Rikke Frank (2013). “Appendix C: List of interviewees (Wikipedia)”. Framing the Net: 227. doi:10.4337/9781782540809.00022. ISBN 9781782540809. 
  7. ^ Regan, Michael; Smith, Jim; Love, Peter (July 11, 2017). “Overall Financing Mechanisms”. Advances in Public-Private Partnerships (Reston, VA: American Society of Civil Engineers): 1–13. doi:10.1061/9780784480267.001. ISBN 9780784480267. 
  8. ^ 2019 Worlds heats”. FINA. 2019年7月27日閲覧。
  9. ^ 2019 Worlds semis”. FINA. 2019年7月27日閲覧。
  10. ^ 2019 Worlds final”. FINA. 2019年7月27日閲覧。
  11. ^ 2018 National Championships”. FINA. 2019年7月28日閲覧。
  12. ^ 2019 medley relay final”. FINA. 2019年7月28日閲覧。

外部リンク

記録
先代
メリッサ・フランクリン
女子200m背泳ぎ(長水路)
世界記録保持者

2019年7月26日 – 2023年3月10日
次代
カイリー・マッキューン
先代
キャスリーン・ベーカー
カイリー・マッキューン
女子100m背泳ぎ(長水路)
世界記録保持者

2019年7月28日 – 2021年6月13日
2024年6月18日 – 現在
次代
カイリー・マッキューン
受賞
先代
ケイティ・レデッキー
Swimming World
World Swimmer of the Year

2019
次代
エマ・マキーオン
先代
ケイティ・レデッキー
American Swimmer of the Year
2019
次代
ケイティ・レデッキー



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