レボドパ/カルビドパの持続的空腸内投与(商品名:デュオドーパ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 15:47 UTC 版)
「パーキンソン病」の記事における「レボドパ/カルビドパの持続的空腸内投与(商品名:デュオドーパ)」の解説
レボドパとカルビドパ(英語版)の合剤をゲル状にしたものを、造設した胃瘻を通じて空腸内に留置したチューブから持続的に投与する方法、薬液はポンプにいれて携帯する。進行期パーキンソン病において、既存の多剤内服療法に比べてオン時間の延長を認め、ジスキネジアの増悪もなくQOLの向上が見られる。また安全性も高く、そのためアポモルヒネ持続注射法や (視床下核脳深部刺激に代表される) 外科的治療が無効だったり、もともと適応がない場合には最後の砦となる治療法である。2016年に日本でも承認された。
※この「レボドパ/カルビドパの持続的空腸内投与(商品名:デュオドーパ)」の解説は、「パーキンソン病」の解説の一部です。
「レボドパ/カルビドパの持続的空腸内投与(商品名:デュオドーパ)」を含む「パーキンソン病」の記事については、「パーキンソン病」の概要を参照ください。
- レボドパ/カルビドパの持続的空腸内投与のページへのリンク