ルーマニア正教会の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/12 20:52 UTC 版)
「ルーマニア正教会」の記事における「ルーマニア正教会の特徴」の解説
ルーマニア正教会は、正教会の中で唯一ロマンス語による奉神礼を行う教会である。 東ローマ帝国の宗教文書はルーマニアに独自の主教座について記録している。これはコレピスコプス(chorepiscopus)あるいは地方の主教座と呼ばれたもので、一般に知られている大都市の宗教的中心としての主教座の対極にある。これはアイルランドにおける修道院司教になぞらえることができよう。中世初期のアイルランドでは、地方にいる修道院長の役割には、他の地域で司教が果たしていた役割が含まれていた。 ヨーロッパ語では、一般にギリシア語のエクレシア(召集されたもの)に由来する語が教会の意味で使われるが、ルーマニア語ではバシリカに由来する語(Biserică)のほうが一般的である。
※この「ルーマニア正教会の特徴」の解説は、「ルーマニア正教会」の解説の一部です。
「ルーマニア正教会の特徴」を含む「ルーマニア正教会」の記事については、「ルーマニア正教会」の概要を参照ください。
- ルーマニア正教会の特徴のページへのリンク