ルークの特色
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/29 05:12 UTC 版)
ルークはチェスの序盤戦では、通常あまり活躍できない。しかし中盤戦および終盤戦では、次第にその存在感を増していく。特に終盤戦では、(キングを除く駒の中で)ポーンとルークが残る確率が非常に高い。 敵のポーンのプロモーションを防ぐ最後の砦も、大抵の場合は味方のルークである。 ルークは時に、単独で敵のキングをチェックメイトできる。これは「バックランク・メイト」と呼ばれ、実戦でも数多く見かけられる。 8 a b c d e f g h 8 8 7 7 6 6 5 5 4 4 3 3 2 2 1 1 a b c d e f g h 「セブンスランク・ルーク」の例 セブンスランク・ルーク ルークを敵陣の7ランクに侵入させると、中盤戦や終盤戦で非常に優位になる。この形は「セブンスランク・ルーク(seventh rank rook)」と呼ばれている。特にルークを2つ侵入させた形は、理想的な攻撃形態の一つである。 黒側であれば、ルークを2ランクに侵入させる形になる。
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