リン・カーター『炎の侍祭』
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ほのおのじさい、原題:英: The Acolyte if the Flame。アメリカ合衆国のホラー小説家リン・カーターによる短編ホラー小説・クトゥルフ神話。『Crypt of Cthulhu』36号(1985年ユール号)に掲載された。カーターが「ナコト写本」を翻訳したものという体裁をとっている。かなり前に書き上げられていたが、1985年の発表時には書き直されている。後に、実書籍『エイボンの書』に補遺として収録され、日本では2008年に新紀元社から刊行された。 旧支配者アフーム=ザーを掘り下げた作品でもある。この神は、カーターが四大霊の「炎」として創造した存在である。初出である『陳列室の恐怖』では設定言及のみ、『極地からの光』では背景フレーバー的な存在であったが、本作では実際に登場し猛威を振るう。本作により、スミスのハイパーボリアを滅亡させたのが、邪神アフーム=ザーということになった。
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