リヨン光の祭典
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2011年(平成23年)にフランスのリヨン市で毎年12月8日から11日に開かれる 光の祭典 (Fête des Lumières)に、新町・上町・横町の3基の大・中行燈と浦町の2基の小行燈と共に60人が初の海外遠征し、リヨン市街地約3.5kmを「よいやさ、よいやさ」の威勢の良い声とともに夜高行燈を練り廻した。期間中遠征団員のほか現地邦人や一般人など毎夜約100人が行燈練り廻しに参加したほか、リヨン市庁舎では福野夜高祭の企画展も行ない共に好評を得た。最終日には宵祭でも執り行われる「しゃんしゃんの儀」を披露し締めくくった。リヨン市ではこの年3月に起きた東日本大震災からの復興を目指す日本より日本で行なわれている光の祭りを招くこととなり、福野夜高が招へいされた。 リオン市内は路面電車が走っており高さ6m以下の制限がある。現在の大行燈は約6.36mあるため高さ調整の必要があるが、行燈の組み方の工夫だけではクリアすることが難しいため、一番上に乗せられる山車(だし)を9月頃より一回り小さい物に新調するなど特別仕様として対応した。
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